SERVICE事業紹介
EARTH CUBEアースキューブ
INTRODUCTIONはじめに
低温熱分解装置は、約30年前にその原型が開発された製品で、当時は分解能力不足や、焼却炉か非焼却炉かという議論や類似品の出現(いずれも能力不足や機能できず)で普及に至りませんでした。
私たちは、原型の低温熱分解装置の設計・開発・製造・販売 の全権を譲り受け、現在のEARTH CUBE(アースキューブ)へと進化させ、画期的な有機物(ゴミ)分解処理機を開発いたしました。
近年、医療廃棄物・廃棄物処理問題が深刻化し、ニーズに適してきたことにより、開発者が国内特許申請を行いました。(特許第6821164号(磁流式低温分解装置))
医療・産業の廃棄物に特化し、コスト削減にご協力させていただければ幸いと考えております。
- ★「ダイオキシン検査・悪臭検査」にて必要基準に合格
- ★「廃棄物処理法に基づく感染性医療廃棄物マニュアル」に対応
- ★ 熱処理が必要とされる産業廃棄物を、空気の磁気化によって化石燃料を必要とせず処理
アースキューブの開発者
-
松尾和彦(Kazz Matsuo)
各種モニタリングセンサー
AI制御式分解装置の開発者 -
太幡弘明(Hiroaki Tabata)
低温熱分解装置の原型開発者
磁流ノズル開発者
元 製造元の 日本モルデン株式会社 は、「EARTH CUBE」で優れた品質と革新的な製品や商品であり、際立って革新性があると認められた商品に送られるアジアゴールデンスターアワード 2019 商品賞を受賞しました。
「アースキューブ」磁流式低温分解装置 特許6821164号
FEATURES特徴と機能
設置コストも同等規模の焼却炉と比べ、大幅な削減
- 日常の稼働コスト、メンテナンス費用の大幅削減。
- 化石燃料を必要としない。
従来の焼却炉とは違う『低温熱分解装置』
- 分別無しで、ほとんどの有機物が処理可能。
- 石油化学製品を投入しても黒煙(公害)も出ず、ガス処理も行っていますので、環境問題も解決します。
- 排出ガス中のダイオキシン類濃度、窒素酸化物濃度等、環境基準以下。
- 離島や山間部などインフラ未整備の場所でも使える。
- 無燃料だからコストが安い。
磁気発生装置内で磁気イオンを発生させ、その特殊イオン空気により炉内を180度~250度に保ち、燻製処理を進めます。
最初に一度だけ炉心作成のため着火しますが、その後は助燃等の燃料は一切いりません。
(本体は月0円・消臭・消炎装置の水道・電気代が約月1万円程度)
日常のメンテナンスはタール・灰をすくい出し、再度ゴミと一緒に入れるだけです。
有機物処理
- 1/200~1/300 までを分解し、肥料としてリサイクル可能。(成分分析必要)
- 生成物として酢酸とセラミック灰。
副産物の可能性
-
排出液(酢液)
本体の排水バルブから弱酸性の木酢液様の廃液が生成されます。
タール状の残滓はすくい取り、再び炉の中に入れて処理します。
酢液は市販の木酢液と同様に入浴用や、500~1000倍に薄めて害虫駆除剤として散布可能です。(成分分析必要) -
セラミック灰
1/200~1/300 の強力にマイナスイオン化された磁気化セラミック灰になります。
投入物のほとんど(有機物)が、最終的にはセラミック灰になります。
通常1サイクルで生成されるセラミック灰は、そのまま磁気イオンセラミックとしての性能を保持しますが、さらに高純度の磁気イオンセラミックになるまでは、トータル14日~17日必要です。
セラミック灰は高濃度のマイナスイオンを発生するので、壁紙の糊に混ぜ込む等の使い方があり、畑の肥料としても可能です。(成分分析必要)
用途
- 医療機関の産業廃棄物の処理
金属以外のおむつ、採血管、点滴パック、注射筒、ガーゼ、手袋、残飯等 - 海外からの漂流ゴミや海岸線のゴミ問題の処理
瓦礫、プラスチック類等 - 漁業で使用している網の処理
漁網、生カス、発泡スチロール等 - 鶏糞等の処分、余熱を利用して暖房
畜産糞は乾燥後分解可。 - 廃タイヤの処理
破砕し、中の金属だけ取り出せる。 - 各種企業から出る廃棄物の処理
機密文書、フロッピー、事務類 等 - 自治体で集められた廃棄物の処理
- その他あらゆる有機物の処理
おむつの排泄物等の処理は、24時間でセラミックに。
焼却炉と熱分解装置の比較
焼却炉 の場合 | 熱分解装置の 場合 | |
---|---|---|
都道府県申請 | 初回140,000 | 協議のみ |
光熱費 | 40,000/月 | 25,000/月 |
設置面積 | 坪単位で必要 | 駐車場1.5個分 |
毎年の検査 | 年1回検査報告・立入検査 | 不要(県によりダイオキシン必要) |
燃料費 | 30万/月 | なし |
燃焼率 | 1/50 | 1/200~1/300 |
最終灰処理 | 埋立地までの運搬 | 畑の肥料として再利用可能(成分検査次第) |
1日の作業時間 | 時間毎の見回り | 1回の作業 約2時間 |
ダイオキシン | 厳重な装備が必要 | 極微小 |
年間経費合計 | 408万+初回14万円 | 30万円(ダイオキシン検査別) |
焼却炉と熱分解装置の違い
燃焼は、充分な酸素(空気)が供給され、炎をだしながら完全燃焼して灰になりまが、熱分解は、最低限の酸素(空気)で乾燥分解し、炎を出さずに蒸し焼き状態で物を灰にします。
炭を空中にさらすと炎を出して勢いよく燃えますが(これを燃焼と言う)、灰の中にいれると周辺の酸素(空気)を最低限取り込んで、静かに分解します。(これを熱分解と言う)
処理された灰の容積は、処理物の約200分の1から300分の1に減容されます。
STRUCTURE構造と原理
機械の構造
- 消煙機
機械本体から蒸気を取り入れるため、水噴射器2基を搭載。
空気の流れを利用し、機械本体の蒸気を引っ張り、ガスを洗浄しています。 - 灰取り出し口
本体で処理できた有機物は灰となり溜まり、スクリューが常備され、回すことにより奥の灰が掻き出される方法。 - 磁気ボックス
機械本体のノズルと連結しており、サマコバ(永久磁石約25個)が入っている。 - 投入口
二重蓋になっており、有機物投入時に機内の蒸気を逃がさない様になっている。 - 点検口
年間2回、中に溜まった脂分を取り除く扉。 - 差込口
有機物が乾燥し、軽くなると機械の中でゴミが止まってしまうため、差込口から鉄棒で有機物を落とす作業口。 - 排気口
蒸気が処理され、最終的に排気するところ。
- サイズ H2723×W2210×D1950(駐車場約1台分)
- 機械内部、酸素濃度5~10%(無酸素状態により、ダイオキシン発生がない)機械内部は、炎が出ず、炭化しながら分解していく。
- 磁力の力で分解。(磁性体流により、無酸素でも有機物を処理することが可能)
SPECIFICATIONS製品仕様
製品モデル
型式 | サイズ (mm) | 処理量 (m³/日) | 本体重量 (kg) |
---|---|---|---|
EQ-50 | D1,000×W1,000×1,000 | 0.3 | 900 |
EQ-100 | D1,600×W1,200×1,300 | 0.7 | 1,200 |
EQ-150 | D2,610×W1,950×2,490 | 1.5 | 2,600 |
EQ-220 | D2,910×W2,680×2,780 | 2.2 | 3,700 |
比重計算:廃プラ=0.35、木くず=0.55、紙くず=0.17、繊維クズ=0.12、ゴムくず=0.52、動植物残渣=0.80、感染性産業廃棄物=0.30、汚泥=1.10、動物の死体=1.00
ご注意:EQ-50、EQ-100は現在開発中につき仕様・性能は暫定規格です。
仕様は予告なく変更する事があります。
PROCESSING処理に関して
ほとんどすべての有機物(分別なし)が処理可能
石油製品(プラスチック・発泡スチロール・ポリ袋・ビニール・トレイ等)、生ごみ、食品残渣、紙製品(雑誌・カタログ類・電話帳等)、樹木類(庭木・枝・木片・おがくず・解体木材等)、水産、漁業廃棄物(魚のアラ・魚網等)、畜産廃棄物(馬糞・牛糞・畜舎の藁等)、布製品(衣類・ぬいぐるみ等)、医療廃棄物(ベットシーツ・紙おむつ等)...等々
注)含水率が高いものは、含水率を70%以下に下げ、紙類・段ボール等、含水率の低いものと混合して処理する必要があります。
処理できないもの
金属類、ガラス、石材、石膏ボード、アスベスト、コンクリート、電池類は処理できません。
また会社通念上処理してはいけないもの、揮発性・爆発性のあるものは処理できません。
また、含水率が70%を超える有機物は、そのまま投入せず、脱水・天日干し等の処理をしてください。
投入から処理までの順序(段ボールの場合)
- 段ボールを破砕してストックしておく。
- 新しい有機物を入れる前に、残存物を機械の突き穴から、突き棒で攪拌させて満遍なく押し込む。
- 破砕した段ボールを入れ、有機物を入れ、再度段ボールを入れる。
この繰り返しにより、水分の含有程度で処分量を決める。 - 12時間から24時間後、有機物が乾燥し、体積が減ってきたら、新たな有機物を入れる。
重さが掛かり、残存物に自然圧力が加わり、熱が伝達しやすいようにする。 - 72時間後、有機物が1/200~1/300の綺麗なセラミック灰になる。
処理時間
- 水分含有量 40%未満の有機物や石油製品を含まない有機物 約12時間サイクル(1日2回投入)
- 水分含有量 70%以下の有機物や石油製品を含む有機物 約24時間サイクル(1日1回投入)
MEDIAメディア紹介
★アースキューブ静岡県磐田市
動画が再生できない方はこちら⇒https://youtu.be/I1EX4u1dFIc
★アースキューブ静岡市 Earth Cube Philippine社提供
動画が再生できない方はこちら⇒https://youtu.be/CvWqPFhKTHw
★アースキューブ フィリピン/ダバオTVでの紹介
動画が再生できない方はこちら⇒https://youtu.be/hrcT8Uepanw
NEW PRODUCTS新製品予告など
小型アースキューブ 新発売
(予告)
EARTH CUBE
熱分解装置「アースキューブ」に小型シリーズが加わりました。
「アースキューブ EQ-100 型」
- 日量処理 0.7m³ の小型タイプ(自身の容積は 1m³)
- トラック搭載可能可搬型
- トラック台上で運転可能
- スクラバー用水タンク搭載で移動して有機物処理が可能
- 外寸: D 1,600 x W 1,200 x H 1,300 (mm) 重量:約 1,200kg(設計値)
「アースキューブ EQ-50 型」
- 日量処理 0.3m³ の小型タイプ(自身の容積は 0.7m³)
- 重量ワゴンやトラック搭載可能で可搬型
- 小型・軽量のため、学校・クリニック・小規模小売店等におススメ
- 排気処理はフィルター式で水要らず
- 外寸: D 1,000 x W 1,000 x H 1,000 (mm) 重量:約 900kg(設計値)
「アースキューブ」で
★処理できるもの
ほとんどすべての有機物(分別なしで)が処理可能。石油製品(プラスチック・発泡スチロール・ポリ袋・ビニール・トレイ等)生ごみ、食品残渣、紙製品(雑誌・カタログ類・電話 帳等)樹木類
(庭木・枝・木片・おがくず・解体木材等)水産、漁業廃棄物(魚のアラ・魚網等)畜産廃棄物(馬糞・牛糞・畜舎の藁等)布製品(衣類・ぬいぐるみ等)医療廃棄物(ベットシーツ・紙おむつ等)・・・等々
注)含水率が高いものは、含水率を70%以下に下げ、紙類・段ボール等含水率の低いものと混合して処理する必要があります。
★処理できないもの
金属類・ガラス・石材・石膏ボード・アスベスト・コンクリート・電池類は処理不可。
社会 通念上処理してはいけないもの、揮発性・爆発性のものは処理できません。
含水率が70 %を超える有機物は、そのまま投入せず、脱水・ 天日干し等の処理をしてください。
我々は世界のゴミ問題を解決します
型式 | サイズ (mm) | 処理量 (m³/日) | 本体重量 (kg) |
---|---|---|---|
EQ-50 | D1,000×W1,000×1,000 | 0.3 | 900 |
EQ-100 | D1,600×W1,400×1,500 | 0.7 | 1,200 |
EQ-150 | D2,610×W1,950×2,490 | 1.5 | 2,600 |
EQ-220 | D2,910×W2,680×2,780 | 2.2 | 3,700 |
比重計算:廃プラ=0.35、木くず=0.55、紙くず=0.17、繊維クズ=0.12、ゴムくず=0.52、動植物残渣=0.80、 感染性産業廃棄物=0.30、汚泥=1.10、動物の死体=1.00
ご注意:EQ-50, EQ-100は現在開発中につき仕様・性能は暫定規格です。
仕様は予告なく変更する事があります。
導入にあたってのご注意
- 通常破砕機は必要です。必要に応じて設置をお願いします 。
- 破砕機は、処理物専用の破砕機 で、一軸(高速・低速)または二軸破砕機は廃棄物の種類で選定ください。ご不明な場合はご相談ください。
- アースキューブ設置現場は、排気、排水、灰出しがありますので、分解による蒸気の発生や炭のような木酢の臭いが出ます。排気・排水の処理装置は別途準備しております ので、必要に応じてご依頼ください。
- 設置は約1日を要し、稼働安定 受渡しまで、50型、100型は約5日、150 型は約7日、220型は14日間必要です。その間は、必ずお客様で ダンボール等紙類をご用意してください。(1~2立米/日)
- 処理物の選別を必ず行ってください。大体の 有機物は、24時間で処理しますが、特殊な有機物に対しては、48時間かかる場合もあります。耐熱プラスチックや油分の多い廃プラ等は投入方法を工夫する必要があります。
- アースキューブは、無燃料です。しかし機械の半分 は炭化物が常に残ります。プラスチック類等石油製品は炭化物とならない為、必ず紙類や木屑などの有機物と混ぜての投入が必要です。
- 有機物の比重又は紙類の補助投入物により、目的投入量は変わることがあります。
- アースキューブは全て、立米表記です。 重さでの検討は、有機物の比重による計算でご確認ください。
- アースキューブは作業工程があります、特に機械内部の不具合時には、機械内部を安定させる作業があります。
設計・開発・製造
株式会社サスティナブルテクノロジー
本社
〒104-0032 東京都中央区八丁堀3丁目16番7号
TEL:03-6262-8591 FAX : 03-6262-8592
技術部
〒104-0032 東京都中央区八丁堀2丁目8番2号 ゾンデックス内
TEL:03-6268-8441 FAX : 03-6268-8440
工場
〒431-3122 静岡県浜松市東区有玉南町1518(工場)、1550-3(事務所)
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